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落合ゼミ生作品展示 夢詩譚 秋の詩「ざわざわ」

企画概要

落合ゼミよる企画展示『夢詩譚 秋の詩 「ざわざわ」』。2025年11月26日から11月30日まで、目白にあるギャラリー「nook room」にて開催。ゼミ5期生と9月に新しく入った6期生が合同で行うメディアアート作品発表の場である。

活用方法

ギャラリーレンタル費、大学・会場に提示するポスター印刷費、ポストカード印刷費。

企画経緯

落合ゼミでは、毎週のゼミで担当教員指導のもと各自で作品制作をすすめている。そしてその作品の成果発表の場として今まで年間4回ほど展示会を行ってきた。今年度は企画展示のシリーズ名として『夢詩譚』を掲げ、卒業制作展も合わせて5回の展示会を企画した。それぞれの展示会には副題をつけ、4月に「ぬくぬく」、8月に「さんさん」という名前で展示会を開き、今回はシリーズ第3回目として「ざわざわ」を開催する運びとなった。

詳細

メディアアートゼミ(落合陽一教授)の5期生と6期生が企画運営を行ったメディアアート作品展示会です。落合ゼミでは自身の世界観のもと、ゼミ生同士での試行錯誤や担当教員からのアドバイスやフィードバックをもとに各自作品制作を続けている。今回は落合ゼミ1期生の藤田モネさんのギャラリーをお借りし、ゼミ生各自が制作した作品7点を展示した。イラスト、映像、Webアプリ、インタラクティブ作品などさまざまなジャンルの作品を持ち寄り、企画から始まり、ポスター・ポストカード制作、ゼミWebサイト運営など、各自の作品制作と並行して展示会運営を行った。

【展示作品】
衝動のゆらぎ『素』 | あきと
心解乃湯 流し湯 | 紅羽そよ
矛盾 | ペク
ポルカドット | なにぬねね
Quarea | くてん
ことだまふりかけ | ぷよぷよ
多相 | 仁

企画の進捗状況や成果

2025年11月26日(水)から11月30日(日)まで、ギャラリー「nook room」にて展示会を行った。来場者の方とのお話などを通して作品の世界観がより深まったり次の作品のアイデアにつながる気づきを得るなど各ゼミ生にとって有意義な時間になったと感じた。

企画を実施した感想

ゼミ生1人が展示会直前に体調不良で出展できなくなるアクシデントがあったが、無事展示会を完遂することができた。来場者とのコミュニケーションの中で新たな視点や解釈を得られた他、普段ほとんどオンラインでの活動である落合ゼミにとって直接担当教員からフィードバックをもらえる機会ともなった。
また今回の展示会は新しく入った6期生に展示会の流れを学んでもらう場とも位置づけており、展示準備としてポスター・ポストカード・キャプション・ご挨拶ボード作成、展示レイアウト決め、搬入搬出などの基本的な展示会の流れを体験してもらった。ただ、マネジメント不足により当初の予定より遅れてのポスター等印刷や在廊シフト決めとなってしまったところは反省すべき点だと感じている。
次回のゼミ展示会は2月の卒業制作展、そして3月に5期生最後の展示会として『夢詩譚 結び 「またね」』を開催する予定です。ぜひお越しください。

ゲームマーケット 2025秋 「ライスライツ」

 

企画概要

ゲーム制作をメインとする米光ゼミ内でボードゲームを制作している5人がそれぞれ1からオリジナルのボードゲームを作成。2025年秋のゲームマーケットにライスライツというグループで出展し、自分で作ったボードゲームを自分の手で売る経験を積む。

活用方法

ブース出展費用

企画経緯

ゲーム制作ゼミとしてゲームを考えるだけではなく、物品として1から作り、それを自分で販売する。この一連のプロセスを学ぶためゼミのアナログ制作メンバー全員でライスライツというグループを作り参加することにしました。さらにゼミの担任である米光先生は過去ゲームマーケットで自身のボードゲームの販売経験がありました。その為今なら現地で直接販売のアドバイスを貰いながら実践的な経験として積むことが出来ると考えたからです。

詳細

各自制作したオリジナルのボードゲームを持ち寄り、ゲームマーケット 2025秋にてライスライツというグループで展示、販売を行いました。それぞれ自分の作品を客に紹介、説明して商品をアピールしました。またメンバーがそれぞれ受付をローテーションで回し、残ったメンバーは会場を周りながら新たなゲームアイデアの発掘、出展レイアウトの参考例探しを行いました。各自分が制作した作品の概要は以下のようになっています。
「推し勝」制作: 椿碧斗、推し活が被ったら対決!駆け引きを制し幸せ者を目指そう!2〜4人向け心理対戦ゲーム。「ぷりぷりシュリンプ」制作: 寺山修一、カクテルシュリンプを元にしたバランスゲーム。「Digi mumber」制作:守屋瑠海、デジタル時計がモチーフのすごろく×パズルゲーム!「いきろ!ぺんぎんずぅ!」制作: 西山蒼都、ぺんぎんずぅを操作して、凶暴なしゃちーから逃げ切ろう!2〜4人協力型すごろくゲーム 「9to0」制作:町田若菜、適したカードを出しポイントを稼げ!読み合い×運ゲーム!

企画の進捗状況や成果

企画段階では既に各自のプロトタイプを作成していたので、本番に向けて各々改善をしていきました。前半はゼミの時間や空き教室に集まってテストプレイや意見交換を行いブラッシュアップ。後半はほぼ個人で修正や改善、印刷、デザインなどの制作を行いました。
最終的に「ぷりぷりシュリンプ」と「いきろ!ぺんぎんずぅ!」は量産が出来ず展示。「推し勝」9月頃20部完成し2つ販売。9to0は10月頃に30部完成し1つ販売。「Digi mumber」は11月に11部完成し完売。

企画を実施した感想

今回大きな問題だったのがゲームマーケットは大学の学園祭の日と被ぶっていた事です。両方の準備を同時進行で行う必要があり、情報共有や備品の購入、レイアウトといった決め事を決めるのが遅れてしまいました。また出展自体、今回のゲームマーケットが全員初めての経験で、この手の「当たり前」を把握するのが大変でした。特に事前の告知をしておらず情報を広めていなかった事や互いの作品の詳細を把握しきれていなかったため、作った本人以外ルール説明が出来ないという問題が大きかったです。故に「ものを売る」ということに対しての下準備が甘く、売り手としては満足のいくものではありませんでした。
ただ、実際に客と面と向かって自分のゲームを紹介して買ってもらう。そこで味わった感覚は「自分で作ったものを自分で売った」というそれでしか味わえない特別な達成感がありました。結果的に言えばこの感覚を味わえたことはクリエイターとして大事な体験だったと感じました。

be♭学内展示&『ちょもろー』出展

企画概要

世の中のコミュニケーションをもっと面白いものにすべく活動中の「コミュニケーションのおもちゃやさん be♭」による、学内展示「仲良くしてくだ祭」と、学外イベント「ちょもろー2025 ワークショップコレクション」への出展

活用方法

展示会、イベント出展時の装飾等の印刷費用の補填

企画経緯

be♭は、世の中のコミュニケーションの課題を楽しく解決するおもちゃ[TOY]の開発を中心に、コミュニケーションツールやワークショップ、動画等の制作を行うプロジェクトです🧠
普段は学外の共創施設を中心に活動している私たちですが、今回はさらに活動の幅を広げ、学内の展示や外部イベントの出展にも挑戦しました。
be♭のインスタグラム:https://www.instagram.com/be.flat_toy/
be♭のyoutube:https://www.youtube.com/@beflat4933

詳細

be♭は、コミュニケーションの気まずい瞬間や、もっとこうだったらいいのに…という瞬間を「問い」に変換し、その問いを解決する「TOY」と作ることで、コミュニケーションをより活性化させ、延いては共創やイノベーションを生み出すための土壌となる、より豊かな人間関係の構築を目指して日々活動しています。そのため、普段は共創施設に入居し、施設内の他の会員さんのお困りごと等をヒアリングしながら、主にプロジェクト活動を進めて行く上の「問い」を中心にTOYの制作を行っています。
今回は、普段開発を行っているようなチーム向けのTOYではなく、学生生活や、家族関係の中で起こるようなコミュニケーションの課題を解決するTOYを作ろうと、学内展示や外部イベントの参加を決めました。
学内展示『仲良くしてくだ祭』では、「もっと学年を超えた交流を増やすには?」という問いのもと、大学内に、悩み相談や告知ができる掲示板「書き込み寺」、自然に会話が生まれる休憩スペース「問いの釣り堀」を設置しました。
外部イベント『ちょもろー ワークショップコレクション』では、自己紹介缶バッジを制作できる「口上工場」、未来の自分へのメッセージを残せる「タイムカプセェ〜ル」という2つのワークショップ、トレーディング型プロフィール帳ゲーム「てもだち」のくじ引きでの販売を行いました。

企画の進捗状況や成果

学内展示の中では、当初の想定より多くのコミュニケーションが生まれ、中でも「書き込み寺」には3日間の展示で約100件ほどの書き込みがあり、学年の垣根を超えたさまざまな交流が生まれました。そのほかにも展示期間中には、立ち止まって書き込んだ内容について雑談を楽しむ人、釣り堀で問いの書いてある魚型のプレートを釣り上げて語り合う人の姿が多くみられ、ラウンジでの新たなコミュニケーションの場を生むことができたと実感しています。
外部イベントでは、2つのワークショップを通してさまざまな親子、友人同士のコミュニケーションを生むことができ、好評をいただきました。特に「タイムカプセェ〜ル」のワークショップの中では、こちらが用意した8種類の「未来へのメッセージカード」を通して、来場者同士がさまざまな対話をしながら丁寧に未来に向けてメッセージを残している姿がとても印象的でした。

企画を実施した感想

物理的な展示会の実施や、子ども向けワークショップの企画開発など、初めての挑戦がとても多く、うまくいかないこともありましたが、参加してくださった方同士の新たなコミュニケーションが生まれている場面を見たり、会話が弾んでいる様子を見たりする中で、TOYの新たな可能性や方向性を見つけることができました。
そして何より、これまでより多くの人にbe♭の理念に共感していただき、応援していただくことができて、メンバーの士気やがとても高まったと実感しています。
企画途中には、初めてのことで不安も多々ありましたが、実際に一度行ってみることで、準備等の展示に必要なスキルなどの基礎知識を学べただけでなく、今の自分達の魅力や実力、これからの活動に向けて足りないものなども体得することができ、スキル面でも精神面でもさまざまな経験値がつきました。
今回の経験を活かし、これからも活動の輪を広げるべく、楽しみながらさまざまな制作活動に励んでいきたいと思います!

WiP 夏祭り展示会

企画概要

イラストサークル『WiP』による夏祭りをテーマにした展示会です。パネル展示だけでなく、モニターを使ったタイムラプス等のデジタル展示も行いました。雰囲気づくりの面では折り紙を使った装飾、夏祭りらしいBGMを用いることで足を運んでくださった方々がより一層没入できるような展示会を目指しました。

活用方法

イラストパネルとノベルティグッズの制作費と会場の装飾費

企画経緯

自分たちも展示企画に挑戦してみたいという思いから、サークル「WiP」の1年生5名でイラスト展示会を開催しました。夏祭りをテーマに、作品の魅力をより引き立てる新しい展示方法にも挑戦し、見てくれた人に夏の空気を感じてもらえる空間づくりを目指しました。

詳細

サークル「WIP」の1年生5名が主体となって企画・運営した、夏祭りをテーマにしたイラスト展示会です。メンバーによる新規描き下ろしイラストをパネルに印刷し、会場一面に展示しました。ただ作品を並べるだけでなく、空間そのものを演出することに力を入れ、訪れた方が「夏祭りの世界に入り込んだ」と感じられる展示を目指しました。
展示方法にも細部までこだわり、折り紙で作成した提灯を飾り付けたり、夏祭りを思わせるBGMを流したりすることで、作品と会場全体の雰囲気を一致させ、より深い没入感を演出しました。さらに、メンバー5名それぞれが制作した全5種のオリジナルノベルティを、おみくじ形式でランダムで配布し、来場者へのちょっとしたサプライズと、夏祭りらしいワクワク感を届ける仕掛けとしました。
1年生のメンバーにとって初めての展示企画でしたが、「自分たちにしかできない見せ方」を話し合い、作品の魅力を最大限に引き出すための工夫を随所に盛り込んだ展示会です。

企画の進捗状況や成果

7月29日(火)~7月31(木)に展示会が開催されました。
おみくじ形式で配布したオリジナルノベルティは来場者に大変好評で、ランダムに引く楽しさと、描き下ろしイラストを持ち帰れる特別感が評価されました。多くの方に作品を見てもらい、交流や情報発信の場としても大きな成果を上げました。また、「次回は参加したい」という感想が多数寄せられており、多くの方に展示企画やサークル活動への興味を持っていただくことが出来ました。

企画を実施した感想

今回の展示会は、イラストパネルの印刷や会場レイアウトの検討、来場者向けノベルティグ
ッズの制作を1年生が中心となって行いました。おみくじ形式で配布したノベルティはランダム性が好評で、「全種類集めたい」という声もいただきました。特に今回は、メンバー全員が展示会運営未経験という状況の中での企画だったため、会場手配のための連絡や備品の準備、印刷データの調整など、わからないことだらけの中での進行となりました。準備中はトラブルやスケジュールの厳しさもありましたが、チームで知恵を出し合い、試行錯誤しながら一つ一つ乗り越えました。当日、多くの来場者が作品を楽しみ、笑顔で感想を伝えてくれる姿を見て、挑戦して本当によかったと心から感じました。今回の経験は大きな自信となり、今後の創作活動やイベント企画への大きな一歩になったと思います。

シンデレラグレイ MV

企画概要

自主制作として今回制作しました。女の子になりたいという感情を持ちながらも世の中の普通に耐えて、たくさんの葛藤と戦いながら前に進もうとする男の子をシンデレラグレイという米津玄師さんの曲を使用してMVを制作しました。

活用方法

機材費、スタジオレンタル費、駐車料金に当てます。

企画経緯

まず、シンデレラグレイという曲を使用してMVを制作しようと思い歌詞などを見ながら聞いてみると、何かに葛藤しつつも前に進もうとしている姿勢を感じました。そこから現代の問題であるジェンダーレスについてをテーマにしようと思いました。そしてどんなメッセージをこの作品で伝えようかと考えたところ、『世の中の風潮に流されて辛い思いをしながら過ごす人生よりも、自分のなりたい姿で人生を楽しめた方が絶対にいい』という思いを視聴者に伝えたく、今回企画しました。

詳細

このMVでは、「男の子が女の子になりたい」という繊細な感情の動きを、行動と比喩的な映像表現を通して丁寧に描きました。特に以下の3つの要素を意識することで、主人公の心の変化を視覚的に表現しています。まず一つ目は、「映像の明るさ」の変化です。MVの序盤では、男の子が自身の性自認について悩み、葛藤する様子を、暗い夜の外や閉ざされた部屋の中で撮影しました。これは、彼の心の中の不安や孤独感を象徴しています。しかし、物語が進み、主人公の気持ちが徐々に前向きに変化していくにつれて、撮影場所も昼間の屋外へと移り変わります。この視覚的な明るさのグラデーションは、心の重荷が軽くなり、希望が芽生える様子を表現しています。二つ目は、「自分が男の子だという意識」をろうそくの火に例えて表現しました。映像が進むに連れてろうそくの火を主人公自らで徐々に消していって、自分が本当にありたい姿になっていくようにしました。三つ目は「感情の擬人化」です。主人公に対して「女の子になってもいいんだよ」と声をかけてくれる主人公の心の中にいる女の子を登場させることで、主人公の気持ちの葛藤をわかりやすく表現しました。
これらの表現手法を通じて、このMVは、性自認に関する個人的な葛藤から、最終的に「なりたい自分」を受け入れ、前向きに進んでいく主人公を感動的に描きました。

企画の進捗状況や成果

撮影面で時間の関係上完全には完了しておらず追加の撮影を検討しています。一旦短い状態でのMVを作成していて、こちらの編集は完了しました。YouTubeに限定公開ですが載せています。米津玄師さんの曲を無許可で使用しているため、何かのコンテストなどに応募することは難しいため自らのポートフォリオなどに掲載できる状態です。サークルの作品展示などで公開して少しでもたくさんの人に見ていただけるようにしていこうと考えています。

企画を実施した感想

今回少し費用をかけての作品制作を初めて行ってみて、映像の幅が広がったように感じてとても楽しかったです。いつもの課題撮影とかでは、道や公園だったり無償で撮影できる場所でしか撮影していなかったので、美術にこだわったり、照明で部屋の雰囲気作りなどが出来ず伝えたいものが伝わらなかったなということがありました。ですが今回自分のイメージしていたものが撮影出来たことがうれしく思っています。しかし反省点として、限られた時間での撮影が上手く調節できておらず撮りきれなかったことがあります。スタジオの時間内に部屋のカットを撮りきれず、撮りたいカットを削らざる負えなくて編集面で苦労してしまいました。このこと以外にもいくつか反省点がありますが、今回の制作が次回の撮影をよりよくするとてもいい機会だったなと思っています。
今回テーマとしたジェンダーレスの問題について。身近にいて直接話を聞いた上で演出出来たわけではないのですが、共感できるような表現を意識しながら制作しました。もし悩んでいる方がいたら前向きに過ごせるように思いが届くと嬉しいです。

デザインフェスタvol.61出展

企画概要

東京ビッグサイトで開催された「デザインフェスタvol.61」に、学生ユニット《arcs》として2人で出展しました。オリジナルTシャツを制作し、展示・販売を行いました。2025年7月5日・6日の開催当日は、ブースに立って来場者と直接やりとりしながら、ブランドの世界観を伝えました。

活用方法

・展示備品のレンタル費用
・広報物(ポスター)印刷費

企画経緯

「意味のあるものを身につけたい」「自分の感性を表現したい」。そんな気持ちから、「arcs」という一度きりのユニットを立ち上げました。大量生産ではなく、自分たちが今感じている言葉や思いを、Tシャツという身近な媒体に込めて届けたいと考えたのが始まりです。
日々SNSで見かける“世界観”を大切にする同世代の姿に触れ、「ファッション×物語」で誰かの感情とつながるブランドを目指しました。展示の場には、同じく感性を軸に活動する個人クリエイターが集まるデザインフェスタを選びました。

詳細

「あなたはあなたの物語の途中にいる」というコピーを軸に、感情や自己肯定をテーマにしたTシャツを展開しました。言葉とグラフィックを組み合わせ、身にまとう人の今の気持ちにそっと寄り添うデザインを意識しました。展示は東京ビッグサイトで開催されたデザインフェスタvol.61(ブースJ-328)にて実施し、空間全体がブランドの世界観を伝えるよう丁寧に構成しました。コピーやビジュアル、パネルのデザインもすべて自作し、細部までこだわりました。事前にInstagramで積極的に発信していたこともあり、当日は「このアカウントを見て来ました!」と声をかけてくださる方も多く、直接お話できる貴重な機会となりました。展示を訪れた方からは「言葉の力に励まされた」「言葉が心に刺さって、自分でも表現したくなった」といった声をいただき、商品以上の“なにか”を届けられたことを強く実感しました。また、同世代のクリエイターや他ジャンルの表現者との対話を通じて多くの刺激を受け、表現の幅が大きく広がる有意義な経験となりました。

企画の進捗状況や成果

2024年12月に出展を決定後、テーマ・構成を練り始め、1〜3月は素材集めや試作、4〜6月は本制作と広報を実施。印刷物や展示備品も自分たちでデザインしました。
当日は複数のTシャツが完売し、SNSのフォロワーも増加。会場では多くの来場者が足を止め、対話を通じて自分たちの言葉や想いが受け取られていく過程を目の当たりにしました。今回得た気づきや視点は、今後の制作にも大きく活きてくると感じています。

企画を実施した感想

この展示は、友人とともに立ち上げた一度きりのユニット「arcs」として行った初のブランド出展でした。準備から当日まで、すべてを自分たちで手がけることは大変でしたが、それ以上に「自分たちの表現が誰かに届く」ということの意味を深く感じる2日間となりました。
「このTシャツの言葉に背中を押された」「友人に贈りたくなった」など、想像以上に温かい言葉をたくさんいただき、モノだけでなく“気持ち”が動いた瞬間に立ち会えたことが、本当に嬉しかったです。SNS発信から来場者の来訪、そして現場での会話を通して、「表現とは届けること」だと改めて実感しました。
また、「学生ブランド」であることに興味を持ってくれた方も多く、所属大学について質問を受ける場面もあり、個人としての活動が学校の名前を伝える一端にもなっていたことに驚きました。
今しかできない表現を、今しかない出会いの中で発信できたこと。そのすべてを実現できたのはたくさんの方達の協力があったからです。誰かの“今”に寄り添う表現を、これからも丁寧に続けていきたいと思います。

兵役後に復学した韓国留学生へインタビュー

キムドヒョンさん

デジタルハリウッド大学3年 2018年度入学

―DHUでは何を学んでいますか?
 最初はCGの映像がすごいと知り入学しましたが、軍隊が終わってからは考えがちょっと変わりました。
 プログラミングの方が本当に興味のあることだと気づいて、今はそちらを勉強しています。

―兵役が終わって、興味のある分野が変わったきっかけを教えてください。
 軍隊は時間が多くて暇な時が多かったです。兵役中に同じ部隊にいた人が、
 前にWebプログラミングを勉強していて、そばで2年間その話を聞いていたら興味が出てきて、自分でも調べ始めました。

―兵役中はどのように過ごしましたか?
 ネットで講義を観たり、インターネットで探しながら勉強をしました。
 だけど、さすがに一人で勉強するのは大変だったので、学校にも授業があるかどうかシラバスを見たら、
 授業があると知り、これは挑戦してみようと思い、一人で勉強しました。
 兵役中の、自由時間は3時間あったので、携帯で大学ではどのような講義があるのか調べたり、
 YouTubeでweb開発者とは何をする人なのかを検索したりして、勉強しました。

―兵役を決めたタイミングについて教えてください。
 韓国の男性のほとんどは大学1年生が終わってから軍隊に行きます。
 私は、周りの人や彼女がいた関係で、2年日本で勉強してから行こうと決めていました。
 その後、コロナが流行り始めて、大学に行くこともできないし、ビザもどう状況が変わるかわからなかったので、
 2年生の冬過ぎに兵役へ行こうと意思を固めました。

―兵役へ行く後輩へアドバイスがあれば教えてください。
 ゼミの時期には日本にいた方がいいと思うので、1年生で行くのをお勧めします。1年生の時に軍隊へ行くと、
 復学する時には2年生で、3年生のゼミへ向けて考える時期になるからです。

―復学する際は、どのような手続きをしましたか?
 大学の事務局に、復学についてサポートをしてもらいました。復学について何も知らなかったので、
 まずはメールで復学について質問したり、今後のビザに関してなど、全部事務局に問い合わせて、手続きを進めました。

―休学手続きは大変でしたか?
 手続き自体はあまり難しくないと思います。
 一応事務局に提出した書類を証拠として残すために写真を撮ったり、メールを残すことは心がけました。

―休学中の過ごし方について教えてください。
 休学中は、ほとんど部隊で過ごしていました。兵役中は、本当に時間が止まったように感じるんです。
 大学生の時には考えなかった自分の悩み等を考え、それを字に残したりしていました。
 復学してからはそれをたまに見返して、こんな悩みもあったのかと改めて自分を見つけることができています。
 また、個人的に興味があって、学生や軍人に対する心理的な相談ができる資格を取りながら過ごしました。
 復学後の就活においても、自己アピールで自分の強みを言うときに、一つのエピソードに繋げられるので、
 役に立てるのではないかと思います。

―現在就活はどのようにしていますか?
 就活はネットで調べたり、インターンで自分に合う会社を探したりしています。
 ですが、一応自分としてはwebの勉強を周りの学生より遅く始めたので、追いつけるように、
 さらに勉強する時間を取っています。就活は自分だけで頑張ろうとしないで、ちゃんと周りの人に相談した方がいいと思います。
 あと学校にはキャリアセンターがあるので、そこを利用してみるといいと思います。

―最後に後輩へメッセージをお願いします。
 兵役についての不安が尽きないと思いますが、自分が在学中に何を学んだかをよく考えて、
 軍隊にいる長い間に自分を見つめ直し、復学後の自分がどう在りたいかをイメージしながら過ごすといいと思います。

【ハスンスさん】

デジタルハリウッド大学3年 2016年度入学

―兵役へ行くならどのようなタイミングがおすすめですか?
 1年生の終わりが一番いいです。
 理由としては、早めに行った方が2,3,4年生で友達をつくることができ、その後の大学生活を楽しむことができるからです。
 「嫌なことは早く終わらせるために、兵役は早く行った方がいい」
 と韓国の男だったら誰でも知っている言葉もあるくらいです。
 それと、私が在学中に兵役に行った理由がもう1つあります。それは、日本で就職をするためです。
 もし仮に、卒業後に兵役へ行き、その後1人で大学のサポートもなしに就活をできるかと考えたら自信がなかったので、
 卒業する前に兵役を終わらせて、大学にサポートしてもらいながら就活をすることを選びました。

―今振り返ってみて、兵役はどうでしたか?
 軍隊に行きたくないという気持ちしかなかったのですが、今となって考えると楽しいところでした。
 終わると思い出になり、このように話せますが、1.2年前の自分だったら、
 これが思い出話になるなんてふざけんなと思うぐらい大変でしたね。

―休学する時の手続きはどのようなものがありましたか?
 まず、夏休みに韓国へ行き、入隊のための身体検査をおこないました。
 身体検査が終わったら、兵役へ行く時期をお知らせする通知が届きます。
 希望の時期を申請しても通らない場合があるので、休学を考えている人は1年ちょっと長く休学したほうがいいと思います。

―休学の時に、大学から何かサポートは受けましたか?
 DHUは、留学生のことを理解してくれる大学だと思っています。
 他大学の友人に聞いたところ、軍隊の休学にお金を取る学校もあるそうです。
 ですが、DHUは普通の休学にしてくれるんです。うちは「兵役休学」があるので、
 特別兵役だからといってお金を取ったりはしないです。

―休学中はどのように過ごしていましたか?
 日本語の勉強を復学までずっとやっていましたね。
 軍隊は、最初は忙しいですが、最後の方になってくると時間がいっぱいできるので、
 その時間を活用して勉強するなど、復学のために準備しておくといいと思います。
 私は、日本語をもっと勉強しておけばよかったと思っています。

―復学後の学校生活はどうですか?
 兵役前よりも友達を作ろうと思いながら過ごしたおかげで、ものすごく楽しんでいます。
 今は親離れして一人暮らしをして、兵役も終わって、なにも重みがないので、気持ちが軽くなりました。
 これから待っている就活も、不安だけど楽しもうと思っています。

―最後に後輩にメッセージをお願いいたします。
 後輩たちが安心できるメッセージを送ろうと考えていましたが、何をお話しても正直安心なんかできないと思います。
 私から「兵役は避けられないから楽しみなさい」と言われても、「いや、楽しむなんて無理でしょ」と言われると思う。
 なので、慰めはしないです。ただ「鍛えられて来い。そして、無事に戻ってきてください。」とだけ伝えたいです。
 私は兵役が終わって、子どもから大人になったと感じました。生き残って鍛えられて、
 2年後に違う自分と出会うと、過去の自分がどれくらい子どもだったか知ることができ、成長を感じると思います。