担当教員:木原民雄 教授
メディアアーティスト、メディアデザイン研究者。
青山学院大学大学院理工学研究科経営工学専攻博士前期課程修了後、日本電信電話株式会社入社。NTT研究所にて、ネットワークマネジメント、映像データベース、コミュニティウェア、デジタルサイネージなどの研究開発に従事し、サービス企画や研究戦略にも携わる。その間、東京大学先端科学技術研究センター協力研究員、総理府調査員、総務省大臣官房調査員などを併任。2007年東京大学大学院にて博士(情報理工学)。2013年より2019年まで昭和女子大学生活科学部環境デザイン学科デザインプロデュースコース教授として、デザインサイエンスなどの講義やアート&デザインプロデュースのプロジェクトを担当。2019年4月よりデジタルハリウッド大学及び大学院教授。
1996年頃よりメディアアートの制作を開始。NTT/ICC「ICC子供週間」などでの作品展示、東急文化会館のプラネタリウムシステム作品や横浜高速鉄道みなとみらい駅の「みらいチューブ」の企画制作、文化庁メディア芸術祭愛知展で木本圭子との作品展示、佐世保市博物館島瀬美術センターの「感じる文学」展の技術監修、アーバンコンピューティングシンポジウムシリーズや共創プラットフォーム研究会などの企画運営を手がけた。最近では、電子工作と手芸を組み合わせたワークショップの講師も務める。
1997年 Prix Ars ElectronicaのInteractive Art部門で HonoraryMention、情報処理学会の山下記念研究賞、2017年情報処理学会マルチメディア通信と分散処理ワークショップ最優秀論文賞など受賞多数。
https://researchmap.jp/kiharatamio/
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学生へのメッセージ・望む人物像
特定の専門にこだわらず、まだ形になっていないアイデアやテーマや、他のゼミではやりにくいことも歓迎
★望む人物像:
・自分のアイデアを世の中で試したいひと
・毎日ものづくりに取り組めるひと
・相談しながら進められるひと
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ゼミテーマ
人々に働きかける新しい仕掛けや継続させる仕組みをつくる。
メディアアートやメディアデザインを人々に働きかける新しい仕掛けや継続させる仕組みとして企画し、作品やシステムやサービスや環境をつくっていくことを探求する。
総合的なアートやデザインをプロデュースすることを目指す。
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ゼミ内容
現状認識と未来の構想 :バックキャストとフィクションデザイン
プロトタイプとトライアル :アート思考とデザイン思考
テーマの探求と調査 :エスノグラフィ
企画制作展開の実践 :体験のデザイン
・個々のテーマに応じて、対話的に進めていく。
・講義と演習と発表とをワークショップ的に繰り返し、試行錯誤しながらレベルアップを図っていく。
・自主性重視だが、放任ではない。
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卒業制作課題・卒業制作展示の形式
形式:なんでもいいです
これまでの例
くだらないこだわりをピクトグラムにしてそのひとのプロフィールを表現するデザイン
ライブカメラの映像をリアルタイムで変換するアンビエントアートの企画制作
高校生の進路相談をグラフィックツールで支援するサービスのデザイン
飲食店におけるキャラクターアバダーによる幼児向けテーブル席のサービスデザイン
部材の組み合わせで意味が変わるお守りのデザイン
など
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進路イメージ
いろいろな領域の企画制作
アート&デザインのプロデュース
大学院進学
など
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履修条件
・ゼミ説明会(日程等は別途指示)のいずれかに参加し、面談の上で履修希望の許可を事前に必ず得ること。
・質問などは kiharatamio@dhw.ac.jp へメールすること。
■選考事前課題の有無
無
■面接選考の有無
有
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連絡先
kiharatamio@dhw.ac.jp
https://youtu.be/KyiZMw8P7os
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