企画概要
世の中のコミュニケーションをもっと面白いものにすべく活動中の「コミュニケーションのおもちゃやさん be♭」による、学内展示「仲良くしてくだ祭」と、学外イベント「ちょもろー2025 ワークショップコレクション」への出展
活用方法
展示会、イベント出展時の装飾等の印刷費用の補填
企画経緯
be♭は、世の中のコミュニケーションの課題を楽しく解決するおもちゃ[TOY]の開発を中心に、コミュニケーションツールやワークショップ、動画等の制作を行うプロジェクトです🧠
普段は学外の共創施設を中心に活動している私たちですが、今回はさらに活動の幅を広げ、学内の展示や外部イベントの出展にも挑戦しました。
be♭のインスタグラム:https://www.instagram.com/be.flat_toy/
be♭のyoutube:https://www.youtube.com/@beflat4933
詳細
be♭は、コミュニケーションの気まずい瞬間や、もっとこうだったらいいのに…という瞬間を「問い」に変換し、その問いを解決する「TOY」と作ることで、コミュニケーションをより活性化させ、延いては共創やイノベーションを生み出すための土壌となる、より豊かな人間関係の構築を目指して日々活動しています。そのため、普段は共創施設に入居し、施設内の他の会員さんのお困りごと等をヒアリングしながら、主にプロジェクト活動を進めて行く上の「問い」を中心にTOYの制作を行っています。
今回は、普段開発を行っているようなチーム向けのTOYではなく、学生生活や、家族関係の中で起こるようなコミュニケーションの課題を解決するTOYを作ろうと、学内展示や外部イベントの参加を決めました。
学内展示『仲良くしてくだ祭』では、「もっと学年を超えた交流を増やすには?」という問いのもと、大学内に、悩み相談や告知ができる掲示板「書き込み寺」、自然に会話が生まれる休憩スペース「問いの釣り堀」を設置しました。
外部イベント『ちょもろー ワークショップコレクション』では、自己紹介缶バッジを制作できる「口上工場」、未来の自分へのメッセージを残せる「タイムカプセェ〜ル」という2つのワークショップ、トレーディング型プロフィール帳ゲーム「てもだち」のくじ引きでの販売を行いました。
企画の進捗状況や成果
学内展示の中では、当初の想定より多くのコミュニケーションが生まれ、中でも「書き込み寺」には3日間の展示で約100件ほどの書き込みがあり、学年の垣根を超えたさまざまな交流が生まれました。そのほかにも展示期間中には、立ち止まって書き込んだ内容について雑談を楽しむ人、釣り堀で問いの書いてある魚型のプレートを釣り上げて語り合う人の姿が多くみられ、ラウンジでの新たなコミュニケーションの場を生むことができたと実感しています。
外部イベントでは、2つのワークショップを通してさまざまな親子、友人同士のコミュニケーションを生むことができ、好評をいただきました。特に「タイムカプセェ〜ル」のワークショップの中では、こちらが用意した8種類の「未来へのメッセージカード」を通して、来場者同士がさまざまな対話をしながら丁寧に未来に向けてメッセージを残している姿がとても印象的でした。
企画を実施した感想
物理的な展示会の実施や、子ども向けワークショップの企画開発など、初めての挑戦がとても多く、うまくいかないこともありましたが、参加してくださった方同士の新たなコミュニケーションが生まれている場面を見たり、会話が弾んでいる様子を見たりする中で、TOYの新たな可能性や方向性を見つけることができました。
そして何より、これまでより多くの人にbe♭の理念に共感していただき、応援していただくことができて、メンバーの士気やがとても高まったと実感しています。
企画途中には、初めてのことで不安も多々ありましたが、実際に一度行ってみることで、準備等の展示に必要なスキルなどの基礎知識を学べただけでなく、今の自分達の魅力や実力、これからの活動に向けて足りないものなども体得することができ、スキル面でも精神面でもさまざまな経験値がつきました。
今回の経験を活かし、これからも活動の輪を広げるべく、楽しみながらさまざまな制作活動に励んでいきたいと思います!



