キムドヒョンさん

デジタルハリウッド大学3年 2018年度入学

―DHUでは何を学んでいますか?
 最初はCGの映像がすごいと知り入学しましたが、軍隊が終わってからは考えがちょっと変わりました。
 プログラミングの方が本当に興味のあることだと気づいて、今はそちらを勉強しています。

―兵役が終わって、興味のある分野が変わったきっかけを教えてください。
 軍隊は時間が多くて暇な時が多かったです。兵役中に同じ部隊にいた人が、
 前にWebプログラミングを勉強していて、そばで2年間その話を聞いていたら興味が出てきて、自分でも調べ始めました。

―兵役中はどのように過ごしましたか?
 ネットで講義を観たり、インターネットで探しながら勉強をしました。
 だけど、さすがに一人で勉強するのは大変だったので、学校にも授業があるかどうかシラバスを見たら、
 授業があると知り、これは挑戦してみようと思い、一人で勉強しました。
 兵役中の、自由時間は3時間あったので、携帯で大学ではどのような講義があるのか調べたり、
 YouTubeでweb開発者とは何をする人なのかを検索したりして、勉強しました。

―兵役を決めたタイミングについて教えてください。
 韓国の男性のほとんどは大学1年生が終わってから軍隊に行きます。
 私は、周りの人や彼女がいた関係で、2年日本で勉強してから行こうと決めていました。
 その後、コロナが流行り始めて、大学に行くこともできないし、ビザもどう状況が変わるかわからなかったので、
 2年生の冬過ぎに兵役へ行こうと意思を固めました。

―兵役へ行く後輩へアドバイスがあれば教えてください。
 ゼミの時期には日本にいた方がいいと思うので、1年生で行くのをお勧めします。1年生の時に軍隊へ行くと、
 復学する時には2年生で、3年生のゼミへ向けて考える時期になるからです。

―復学する際は、どのような手続きをしましたか?
 大学の事務局に、復学についてサポートをしてもらいました。復学について何も知らなかったので、
 まずはメールで復学について質問したり、今後のビザに関してなど、全部事務局に問い合わせて、手続きを進めました。

―休学手続きは大変でしたか?
 手続き自体はあまり難しくないと思います。
 一応事務局に提出した書類を証拠として残すために写真を撮ったり、メールを残すことは心がけました。

―休学中の過ごし方について教えてください。
 休学中は、ほとんど部隊で過ごしていました。兵役中は、本当に時間が止まったように感じるんです。
 大学生の時には考えなかった自分の悩み等を考え、それを字に残したりしていました。
 復学してからはそれをたまに見返して、こんな悩みもあったのかと改めて自分を見つけることができています。
 また、個人的に興味があって、学生や軍人に対する心理的な相談ができる資格を取りながら過ごしました。
 復学後の就活においても、自己アピールで自分の強みを言うときに、一つのエピソードに繋げられるので、
 役に立てるのではないかと思います。

―現在就活はどのようにしていますか?
 就活はネットで調べたり、インターンで自分に合う会社を探したりしています。
 ですが、一応自分としてはwebの勉強を周りの学生より遅く始めたので、追いつけるように、
 さらに勉強する時間を取っています。就活は自分だけで頑張ろうとしないで、ちゃんと周りの人に相談した方がいいと思います。
 あと学校にはキャリアセンターがあるので、そこを利用してみるといいと思います。

―最後に後輩へメッセージをお願いします。
 兵役についての不安が尽きないと思いますが、自分が在学中に何を学んだかをよく考えて、
 軍隊にいる長い間に自分を見つめ直し、復学後の自分がどう在りたいかをイメージしながら過ごすといいと思います。

【ハスンスさん】

デジタルハリウッド大学3年 2016年度入学

―兵役へ行くならどのようなタイミングがおすすめですか?
 1年生の終わりが一番いいです。
 理由としては、早めに行った方が2,3,4年生で友達をつくることができ、その後の大学生活を楽しむことができるからです。
 「嫌なことは早く終わらせるために、兵役は早く行った方がいい」
 と韓国の男だったら誰でも知っている言葉もあるくらいです。
 それと、私が在学中に兵役に行った理由がもう1つあります。それは、日本で就職をするためです。
 もし仮に、卒業後に兵役へ行き、その後1人で大学のサポートもなしに就活をできるかと考えたら自信がなかったので、
 卒業する前に兵役を終わらせて、大学にサポートしてもらいながら就活をすることを選びました。

―今振り返ってみて、兵役はどうでしたか?
 軍隊に行きたくないという気持ちしかなかったのですが、今となって考えると楽しいところでした。
 終わると思い出になり、このように話せますが、1.2年前の自分だったら、
 これが思い出話になるなんてふざけんなと思うぐらい大変でしたね。

―休学する時の手続きはどのようなものがありましたか?
 まず、夏休みに韓国へ行き、入隊のための身体検査をおこないました。
 身体検査が終わったら、兵役へ行く時期をお知らせする通知が届きます。
 希望の時期を申請しても通らない場合があるので、休学を考えている人は1年ちょっと長く休学したほうがいいと思います。

―休学の時に、大学から何かサポートは受けましたか?
 DHUは、留学生のことを理解してくれる大学だと思っています。
 他大学の友人に聞いたところ、軍隊の休学にお金を取る学校もあるそうです。
 ですが、DHUは普通の休学にしてくれるんです。うちは「兵役休学」があるので、
 特別兵役だからといってお金を取ったりはしないです。

―休学中はどのように過ごしていましたか?
 日本語の勉強を復学までずっとやっていましたね。
 軍隊は、最初は忙しいですが、最後の方になってくると時間がいっぱいできるので、
 その時間を活用して勉強するなど、復学のために準備しておくといいと思います。
 私は、日本語をもっと勉強しておけばよかったと思っています。

―復学後の学校生活はどうですか?
 兵役前よりも友達を作ろうと思いながら過ごしたおかげで、ものすごく楽しんでいます。
 今は親離れして一人暮らしをして、兵役も終わって、なにも重みがないので、気持ちが軽くなりました。
 これから待っている就活も、不安だけど楽しもうと思っています。

―最後に後輩にメッセージをお願いいたします。
 後輩たちが安心できるメッセージを送ろうと考えていましたが、何をお話しても正直安心なんかできないと思います。
 私から「兵役は避けられないから楽しみなさい」と言われても、「いや、楽しむなんて無理でしょ」と言われると思う。
 なので、慰めはしないです。ただ「鍛えられて来い。そして、無事に戻ってきてください。」とだけ伝えたいです。
 私は兵役が終わって、子どもから大人になったと感じました。生き残って鍛えられて、
 2年後に違う自分と出会うと、過去の自分がどれくらい子どもだったか知ることができ、成長を感じると思います。